2015年02月24日

第4回ソムリエ・スカラシップ公開最終審査

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございます。
店長です。


先日の「ワインフェスタin長野2015」の続きです。
第4回ソムリエ・スカラシップ公開最終審査、初めて見学しましたがとても面白かったです。


仮想レストランのテーブル3席に審査員が客役になり、課題が3つ与えられます。それを制限時間内にこなしてゆくというものです。

前提:長野の一流フレンチレストラン。受験者はコミソムリエ(見習いソムリエ)。シェフソムリエの指示に従います。
課題①:1番目のテーブルで、アペリティフとしてグラスのシャンパーニュをサービス。すでにシェフソムリエがボトルのプレゼンテーションを済ましているので、メゾンの紹介をしながらサービスをする。(制限時間2分)
課題②:2番目のテーブルに上顧客がおり、すでに注文された赤ワインのプレゼンテーションはシェフソムリエによって済ませている。デカンタージュの準備をして、抜栓まで行う。ただしデカンタをリンスする必要はない。(制限時間4分)
課題③:サプライズの課題は、2のサービス時に、「ついじゃってくれる」と言われ、そして3番目のテーブルから、突然「このワインにコルク臭がするのですが」と言われる。その際のサービス対応を問われる。(課題②の制限時間内で対応)


もちろん審査対象のソムリエは前提も課題も事前に知らされてはいません。審査が始まる直前に伝えられます。
その時に何を求められているのか、説明するシャンパーニュメゾンの知識も即出てこなければいけません。


それに反して観客はすでに課題も何をしなければいけないかも知っています。各ソムリエの動きや対応を見ながら、逆に私の方がハラハラドキドキしました。
コミソムリエという立場については各ソムリエは十分に理解していましたが、課題で求められていることを最後までできず時間切れになる方や、サプライズの対応にうまく対処できない方などいろいろでした。


上の写真はシャンパーニュをサービス、下の写真はデキャンタージュ
第4回ソムリエ・スカラシップ公開最終審査
第4回ソムリエ・スカラシップ公開最終審査

しかし今回の審査を受けたソムリエ12名は28歳以下の年齢制限はありますが各エリアを勝ち抜いた一流ソムリエたちです。
抜栓やでキャンタージュについては見事な方ばかりでした。
その立ち振る舞いもとても参考になるものばかりでした。長野まで出かけて良かったなと思い、行かせてくれたのんびり奥さんに感謝感謝のひと時でした。


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