2013年06月30日

認定書とバッジ

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございます。

本日、先日合格しましたシニアワインアドバイザーの認定書とバッジが届きました。





バッジは今年から口頭試問の2次試験が新設されたためデザインが変更されたとのこと。
また、今年までに全国でシニアワインアドバイザー資格を取得しているのは1000人に
満たないくらいとのこと。

いつも支えてくれる奥さんに感謝しつつ、ワインをいただきます。  


Posted by くりた at 00:25Comments(1)その他

2013年06月28日

ペスケラ入荷しました!

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございます。

本日新入荷のワインをご紹介いたします。少しミーハーではありますが、ペスケラです。



左から順に
・クロード・デュガ・ブルゴーニュ・ピノノワール
・ティント・ペスケラ・レセルヴ2008
・ティント・ペスケラ・クリアンサ2009
・アレハイレン


ワイン好きな方であれば、いずれも一度は飲んでみたいワイン達ばかりです。

☆クロード・デュガ・ブルゴーニュ・ピノノワール2011 ¥5,980
憧れのワインという言葉がぴったりなワインです。

☆ティント・ペスケラ・レセルヴ2008 ¥5,000
テンプラニーリョ種の神髄を味わえるワインです。まだまだ熟成を重ねてもらいたい。

☆ティント・ペスケラ・クリアンサ2009 ¥3,500
テンプラニーリョマスターと呼ばれたアレハンドロ・フェルナンデスの代表作。

☆アレハイレン白 ¥2,980
ペスケラの白版ともいわれるが、産地が違います。ラ・マンチャ地方の樹齢80年以上の
古木のアイレンを使い樽熟成も18ヶ月と白ワインにしては格段に長い。こちらも1度は
じっくりと味わいってみたいワインです。

特別な時にお飲みいただきたいワイン達です。
  


Posted by くりた at 23:04Comments(0)新入荷ワイン

2013年06月28日

まるでピノノワールかと!

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございます。

本日は少し前に入荷しましたイタリア・シチーリア州のパッソピシャーロ
開けてみました。
それではテイスティング結果につきましてまとめてみました。



全体の印象は熟した果実の印象が強く、また土や火山灰などの印象があり南の日照量の
豊かな地方で完熟したぶどうを使用したファインワインと思われます。

色調は赤から若干オレンジが混じった鮮やかなルビー色。健全なピノノワールを思わせる
色調です。
香りは木いちごやいちごジャム、ドライフルーツの印象です。やや乾燥したイメージで、
ドライフラワーのイメージもあります。甘草などの甘にが系スパイス、トリュフの香りも
心地よく感じます。
味わいは、口の中いっぱいに広がるしっかりしたアタックとボリューム感が心地よく、タンニン
はきめ細かくしっかりしています。酸もしっかりしています。

☆色調からするとピノノワールを思わせます。香りの特徴からは一瞬ピノノワールを想起
  しますが、フランスよりも南の温かいエリアの印象があり、ここがピノノワールと違う
  部分かと思います。

品種は、ネレッロ・マスカレーゼ100%。シチーリア州の土着品種です。正直初めて
試飲しましたが、知らなければピノノワールと判断していますね。
エトナ山の中腹800Mから1200Mの高地で栽培されたぶどうで土や火山灰のイメージは
ここからきているのだと思います。

世の中には知らないワインが山ほどあります。
ワインって、奥が深いですね。
そこがまた魅力なんですね。
  


Posted by くりた at 00:30Comments(1)本日のワイン

2013年06月26日

白百合醸造さんのおすすめワイン

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございます。

本日新入荷のワインをご紹介いたします。
先日ぶどう畑のお手伝いに伺った、白百合醸造さんのワインです。
お伺いした日に注文したワインが本日入荷しました。季節の果物を入れた親しみやすい
ワインから自社畑で丹念に栽培された欧州系ぶどうを使った本格派の赤ワイン、そして
大変天候に恵まれ大豊作だった2012年の甲州や珍しい品種のワインまでバラエティに
富んだ内容となっています。



写真左から順に
・ロリアン・セラーマスター・アジロン2012
・さくらんぼのワイン
・ロリアン勝沼甲州・認証ボトル2012
・ロリアン・メルロー樽熟成2009


☆ロリアン・セラーマスター・アジロン2012 ¥1,650
珍しい品種:アジロンダック種100%。ヴェーレゾン期が過ぎると畑中に熟した果実や、
煮詰めたコンポートの香りが辺り一帯に香ります。その香りに誘われてカナブンがぶどうの
実に頭を突っ込んで食べている姿を何度も目撃しました。他のぶどうではありえない光景です。
発酵を早めに切り上げ独特の甘みを残しています。そのため、アルコール度数8%、甘口の
仕立てになっています。食前酒やフルーツ、チーズなどによく合います。

☆さくらんぼのワイン ¥1,200
アルコール度数8%の甘口ロゼワインにさくらんぼの実が2つ。さくらんぼの時期にぴったり
のワインです。鮮やかなさくらんぼの実がとってもおしゃれです。
女性におすすめです。

☆ロリアン勝沼甲州・認証ボトル2012 ¥1,700
勝沼町産の甲州ぶどう100%。2012年は近年まれにみる当たり年でした。7月中旬から
9月末まで雨がほとんど降らず日照量が多かった年で山梨だけでなく、長野や北海道でも
収量が例年に比べて大幅に増えました。収量が多かっただけでなく、質も高く今後数年間
楽しめるヴィンテージになることでしょう。

☆ロリアン・メルロー樽熟成2009 ¥3,300
自社畑のメルローぶどう100%使用。勝沼町内の何ヶ所かに自社畑を持つ白百合醸造さんの
それぞれの畑から収穫されたメルローを使っています。特にぶどうの丘近くにある山の畑の
メルローは粒も小さく房もばらけており非常に良いぶどうが収穫されます。以前店長もその
植樹式に参加しましたのでとても思い入れが強いです。

どのワインもおすすめのものばかりです。一度お試しください!

  


Posted by くりた at 23:12Comments(1)新入荷ワイン

2013年06月24日

本日の畑仕事

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

本日店長はお休みをいただき、山梨の勝沼・白百合醸造さんに畑仕事のお手伝いに
行ってきました。店長含め合計4名での訪問です。

6月のこの時期は新梢が1年でも1番に伸びる時期で、その成長に合わせて様々な仕事が
あります。本日午前中は垣根の畑の脇芽掻きを、午後は一文字の棚の摘房を行いました。
房付近の脇芽を掻くことにより防除が届きやすくなったり、房付近の通気性が確保
され病気の発生を抑える効果があります。
摘房は、1本の新梢から2房もしくは3房の実がついていますがそれを1房に減らす作業です。
減らすことにより果汁全体の濃縮感を高める効果があります。





写真は同じ場所で摘房の前と後です。上が摘房前、下が摘房後です。少しさっぱりした
ような印象ではないでしょうか。

なぜ、畑仕事を手伝うのか、作業をしながら考えました。
黙々と目の前の作業に集中するのは日常から離れとても気分転換になります。
また、様々な作業の結果、ぶどうが収穫され、そのぶどうからワインが作られる。
何ともロマンのある話ではないでしょうか。そこに自身が多少なりとも関わること
ができるのはうれしい
ことだなー、と思います。

一緒いただきましたTさま、Yさま、Jさま本当にお世話になりました。
また次回もぜひご一緒させていただければと思います。
白百合醸造のU社長、畑の管理者のUさま、いつも快く迎えていただきまして
ありがとうございます。ぜひ7月もお伺いしたいと思いますのでよろしくお願い
いたします。
  


Posted by くりた at 00:32Comments(1)ワイナリー訪問

2013年06月22日

夏にぴったりの辛口白ワイン

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

本日新入荷の夏にぴったりのワインをご紹介いたします。
いずれも、酸のしっかりした華やかな香りを持つ、比較的軽快なタイプの辛口白ワインです。



写真左から、
バルミニョール:リアス・バイシャスD.O. スペイン・ガリシア地方
コト・デ・ゴマリス・X(エキス):リベイロD.O. スペイン・ガリシア地方
ルナ・コンティ・ゼッカ:サレントI.G.T イタリア・プーリア州
セレンシ・モモ・ソーヴィニヨンブラン:ニュージーランド・マールボロ


もう1種類、バルミニョールゴマリスXと同じアルバリーニョ種を使った
ポルトガルのミーニョ地方のムロス・アンティゴスもありましたが、すぐに
売り切れてしまいました。

いずれも魚介類の料理にはぴったり合うワインです。
昨日のカネオト石橋商店のまぐろの生利節を使った料理にはぴったり合いそうです。
これからの夏の季節にはきりっとした酸のアロティックな香りを持つ辛口白ワイン
をおすすめいたします。ぜひ当店でお買い求めください。  


Posted by くりた at 22:45Comments(1)新入荷ワイン

2013年06月21日

カネオトの生利節とワイン、日本酒

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

当店では新たに焼津にあるカネオト石橋商店さんの酒盗(かつおの塩辛)、まぐろの
生利節、かつおのはらもなどを扱い始めました。静岡の西南隣焼津漁港近くにある、
カネオト石橋商店さんの自慢の逸品で、早速ワインと合わせてみました。



合わせたワインは、勝沼醸造さんの「アルガブランカ・クラレーザ2011」

クラレーザは甲州ぶどうを丁寧に醸造し、シュール・リー方式にてぶどう由来の香り、
味わいを豊かに残しています。柑橘系果実の香りとミネラル分が華やかに薫ります。

まずは酒盗と合わせます。いわゆるかつおの塩辛なのでとても塩辛いです。ワインに
合わせると塩辛さはワインとの相性はまずまずですが、若干の生臭さが気になります。

次に、生利節に酒盗をのせて食べそれにワインを合わせます。生利節はプレーンです。
塩気も酸味もありません。まぐろの身の持つたんぱく質がうまみとなり若干の甘味がある
程度です。それだけで食べると意外に臭みもあります。
生利節と酒盗を一緒に食べ、ワインに合わせるとこれが自然な感じで全く違和感ありません。
何とも不思議ですが、ベリンジャーのフードペアリングセミナーの理論からすると、
まぐろの身のうまみ成分と酒盗の塩味がカテゴリー2に分類されるクラレーザに
ほどよく合うのだという事が推測されます。
何とも不思議な興味深いペアリングです。

ところで、日本酒は浜松市にある花の舞酒造さんの純米誉富士(富士山ラベル)です。
誉富士は静岡県で開発された酒造好適米です。お米のうまみを味わえるお酒です。
言わずものがな、酒盗とぴったり合います。さすがは日本酒です。日本の味にはぴったり
合うんですね。

追伸、ワイングラスは松徳硝子さんのうすはりです。グラスの口当たりが全く違います。
口当たりがとても自然なのです。店長が前職の会社を退職するときに上司のKさまから
いただいたグラスです。大切に使わせていただきたいと思います。  


Posted by くりた at 23:14Comments(1)本日のワイン

2013年06月19日

酒井さんからの便り

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

山形県南陽市赤湯にある酒井ワイナリーさんから夏のお便りがありました。





いつも楽しく読ませていただいております。
現在の代表である一平さんの「五代目便り」には店長も参加した“雨霊沢(うるいさわ)”
の植樹のことが書かれています。春の大雪の前日に行われたので、その若樹達が、
無事に成長するのかとても気になっています。

この酒井ワイナリーさんはぶどう畑を自社で管理し、しかも畑の中での循環を目指して
います。防除はボルドー液のみ(しかも使用は極力少ない)、畑にはひつじを雑草対策
で飼っています。実質的に、オーガニック農法を実践しているワイナリーさんです。
そしてその畑への思いがそのままワインとなっており、シングルヴィンヤードのワイン、
「名古山(なごやま)」や「金沢(かなざわ)」、「狸沢(むじなざわ)」
などは複雑な香り、深い味わい、まさに赤湯の鳥上坂や狸沢のテロワールが濃縮された
ものになっています。

秋には畑仕事のお手伝いにぜひとも行きたいと思います。

PS.今週末は店長は勝沼の白百合醸造さんの畑仕事に行ってきます。この時期は
   ぶどうの樹があっという間に伸び、脇芽掻き、誘引、摘心など様々な仕事が
   あります。日曜日は台風も通り過ぎ、何とか作業ができそうで一安心です。  


Posted by くりた at 22:36Comments(1)ワイナリー訪問

2013年06月18日

サンテステフ・ド・モンローズ

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

先日の父の日に好評だったワインを開けてみました。
サンテステフ・ド・モンローズNV
一度試飲会では味を確認しましたがその時は100種類以上の中の1つで主要な
印象だけしかメモしなかったので、再度確認の意味もあり、開けてみました。



色調は縁に紫の印象が残る輝きのあるガーネット。

香りはからくる印象はカシスやブラックベリーなどの黒色の果実の香りが
とても豊かに花開いており、しっかりしたワインではあるが若いうちから
十分に楽しめる大変ユニークなワインであると思います。

香りの詳細ですが、カシスやプルーンなど黒色の果実が主体です。それに、
生肉や土っぽさ、カーネーションやバラ、そしてドライフラワーの香り、トリュフ
などの高貴な印象もあります。スパイス的な要素もあり樽からくるロースト香、
ヴァニラの印象もあります。

口当たりはグラスに注いですぐにはアタックが強くまだまだ荒々しさを感じさせる
若いボルドースタイルのワインの印象ですが少し時間がたつと酸素と触れ合う
ことによりまろやかさが出てきます。酸はしっかりしていてタンニンはシルキーな
印象です。

さすがに、シャトー・モンローズが新しくプロデュースしたワインだと
思わせる部分が随所に感じられます。店長おすすめのワインに加えます。

店長もシャトー・モンローズを飲んだことはありますがはるか大昔で
はっきりした記憶はありません。ただ、このワインを飲むことにより、その片鱗に
触れることは出来るのではないかと思います。  


Posted by くりた at 01:23Comments(1)本日のワイン

2013年06月16日

父の日にはワインでしょ!日本酒でしょ!

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

本日は父の日でした。お越しいただきました皆様、父の日の贈り物をお求めの
お客様が非常に多かったです。当店で父の日の贈り物で好評だったワインと
日本酒をご紹介いたします。



右から、サンテステフ・ド・モンローズNV、ロベール・モンキュイ・
グランクリュ・ブラン・ド・ブラン
。以上がワインです。

サンテステフ・ド・モンローズはグランクリュ2級のシャトー・モンローズの新しく
プロデュースしたワインで2007年から2009年のワインをブレンドしたらしいです。
当店ではとってもお買い得な価格にしています。税込1,980円。カベルネ・ソーヴィニヨン
主体で一部メルローが使われています。
その右はレコルタン・マニピュランのロベール・モンキュイ・グラン・クリュ・
ブラン・ド・ブラン
です。ぶどうはコート・デ・ブランのシャルドネしかもグランキュリュの
ぶどうだけを使った逸品です。

その左には静岡の地酒が並びます。右から順に
・島田市大村屋酒造 純米大吟醸おんな泣かせ720ml ¥1,990
・静岡市清水区神沢川酒造 大吟醸正雪720ml ¥3,360
・藤枝市志太泉酒造 純米大吟醸原酒入賞酒500ml ¥3,150
・藤枝市井田泉酒造 純米大吟醸原酒限定酒720ml ¥2,940


いずれも渾身の1本です。店長も実際に飲んで間違いのないものばかりです。

そして何よりうれしかったのは、本日お買い求めのワインや日本酒、焼酎を持ってこれから
お父様と一緒に飲むんだ、という方が多かったことです。プレゼントももちろん大変良いことですが、
一緒に飲むというのは何にもまして嬉しいことなのではないでしょうか。

親子の絆を確かめつつ、お父様もお子様も明日への活力をこころに満たしてゆく、
なんとも素敵な感じです。ワインって、日本酒って、本当にいいですね。  


Posted by くりた at 23:46Comments(1)本日のワイン