2013年06月18日

サンテステフ・ド・モンローズ

本日当店へお越しいただきました皆様、ありがとうございました。

先日の父の日に好評だったワインを開けてみました。
サンテステフ・ド・モンローズNV
一度試飲会では味を確認しましたがその時は100種類以上の中の1つで主要な
印象だけしかメモしなかったので、再度確認の意味もあり、開けてみました。



色調は縁に紫の印象が残る輝きのあるガーネット。

香りはからくる印象はカシスやブラックベリーなどの黒色の果実の香りが
とても豊かに花開いており、しっかりしたワインではあるが若いうちから
十分に楽しめる大変ユニークなワインであると思います。

香りの詳細ですが、カシスやプルーンなど黒色の果実が主体です。それに、
生肉や土っぽさ、カーネーションやバラ、そしてドライフラワーの香り、トリュフ
などの高貴な印象もあります。スパイス的な要素もあり樽からくるロースト香、
ヴァニラの印象もあります。

口当たりはグラスに注いですぐにはアタックが強くまだまだ荒々しさを感じさせる
若いボルドースタイルのワインの印象ですが少し時間がたつと酸素と触れ合う
ことによりまろやかさが出てきます。酸はしっかりしていてタンニンはシルキーな
印象です。

さすがに、シャトー・モンローズが新しくプロデュースしたワインだと
思わせる部分が随所に感じられます。店長おすすめのワインに加えます。

店長もシャトー・モンローズを飲んだことはありますがはるか大昔で
はっきりした記憶はありません。ただ、このワインを飲むことにより、その片鱗に
触れることは出来るのではないかと思います。  


Posted by くりた at 01:23Comments(1)本日のワイン